結局のところ"うちの子がかわいい"ということに落ち着くのですが、イナーメのサイクルジャージが出来た背景や内情を知らない立場を逆利用して、無手勝流に分析もどきをしてみたいと思います。
■イナーメ信濃山形のサイクルジャージはインダストリアルデザイン
デザインには大きく分けて2つあるかと思います。美術や芸術(fine art)としてのデザインと、商品や製品(applied art)としてのデザイン。己を表現する芸術家なのか影に徹する工業デザイナーなのか、デザインする人の立ち位置で大きく変わってくる部分です。

WAVE ONE さんより
イナーメ信濃山形のサイクルジャージの特徴というか、特性というか、強みというか、それは"工業デザイン"や"工業意匠"に徹して作られているということです。簡単に言うなら機能美。このサイト右のプロフィール画像にもある様に、強力なアイコンとなるポテンシャルを持っています。
■イナーメ信濃山形のサイクルジャージとは
推測の域を出ませんが、デザインした人はロードレースでの選手の見せ方について良くわかっている方だと思います。全体的なデザイン、書体、色彩等々、"レースの現場でどうみえるのか、レースの現場でどう映えるのか"、そのジャージ単体ではなく、全体的なレースの中で相対的にどう見えるかを意識してデザインされている様に感じます。
設計図としての平面的なデザイン、衣装としての立体的なデザイン、この辺りは誰もが注目する部分かと思います。ですが、イナーメ信濃山形のサイクルジャージのデザインは"全力で走っている状態で完成する"様に出来ています。しかも遠目からでも識別できる配置や配色で。今回『Jプロツアー』公式ソングで良くわかった様な気がします。
サイクルジャージではないのですが、デザインが同じサーモジャケットにて。

WAVE ONE さんより
そして、手、脚、身体にラインや文字が大きく入ることで、近くでも遠くでも選手の動きや状態が良くわかります。
また、背中の大きな" i "が真っ直ぐではなく曲がっていることで見つけ易くなっています。ロウソクの炎の様な1/fの揺らぎ。チームを象徴する印" i "が横ではなく縦に長いことも、後ろから識別し易い要因になっています。

グレースケールにしてコントラストを強めにすると

色彩情報が無くてもデザインで識別できることがわかります。
①選手を識別すること、②選手の状態を確認すること、③選手同士がお互いを認識し易いこと、それらを主目的として組み上げられたデザインあり、闘う現場で有効なデザインなんだと思います。
逆を言えば他の選手からも認識されやすいデザインということにもなりますが、チームメイトとも他の選手とも"つながって"しまうというあたり、Legarsi(つながる)の名に偽りなしという感じでしょうか。もしかしたら宿命の様なものなのかもしれません。
イナーメ信濃山形のアーキテクチャ(設計思想)と言っていいかもしれません。
■イナーメ信濃山形のサイクルジャージの完成系
イナーメ信濃山形には何種類かサイクルジャージのデザインがありますが、個人的に"バランスが良くて美しい"と思っているのがイナーメフェミニン(イナーメ女子部)のデザインです。

小さい画像で見ても、それと認識できるところが素晴らしいです。

ただ、機能オンリーはそれはそれで美しいのですがちょっとだけ寂しいので、フェミニンには背中や肩のところに白い翼なんて付けてあげたいなぁ、と個人的には思ったりしています。
デザインとしては完成していますので、葡萄酒をイメージしたワインレッドや、あえて色を入れずに黒・白・灰色のモノトーンでも綺麗かと思います。黒と白と黄色のタイガースカラーフランドルカラーも面白いかもしれません。
by Hex
■イナーメ信濃山形のサイクルジャージはインダストリアルデザイン
デザインには大きく分けて2つあるかと思います。美術や芸術(fine art)としてのデザインと、商品や製品(applied art)としてのデザイン。己を表現する芸術家なのか影に徹する工業デザイナーなのか、デザインする人の立ち位置で大きく変わってくる部分です。

WAVE ONE さんより
イナーメ信濃山形のサイクルジャージの特徴というか、特性というか、強みというか、それは"工業デザイン"や"工業意匠"に徹して作られているということです。簡単に言うなら機能美。このサイト右のプロフィール画像にもある様に、強力なアイコンとなるポテンシャルを持っています。
■イナーメ信濃山形のサイクルジャージとは
推測の域を出ませんが、デザインした人はロードレースでの選手の見せ方について良くわかっている方だと思います。全体的なデザイン、書体、色彩等々、"レースの現場でどうみえるのか、レースの現場でどう映えるのか"、そのジャージ単体ではなく、全体的なレースの中で相対的にどう見えるかを意識してデザインされている様に感じます。
設計図としての平面的なデザイン、衣装としての立体的なデザイン、この辺りは誰もが注目する部分かと思います。ですが、イナーメ信濃山形のサイクルジャージのデザインは"全力で走っている状態で完成する"様に出来ています。しかも遠目からでも識別できる配置や配色で。今回『Jプロツアー』公式ソングで良くわかった様な気がします。
サイクルジャージではないのですが、デザインが同じサーモジャケットにて。

WAVE ONE さんより
そして、手、脚、身体にラインや文字が大きく入ることで、近くでも遠くでも選手の動きや状態が良くわかります。
また、背中の大きな" i "が真っ直ぐではなく曲がっていることで見つけ易くなっています。ロウソクの炎の様な1/fの揺らぎ。チームを象徴する印" i "が横ではなく縦に長いことも、後ろから識別し易い要因になっています。

グレースケールにしてコントラストを強めにすると

色彩情報が無くてもデザインで識別できることがわかります。
①選手を識別すること、②選手の状態を確認すること、③選手同士がお互いを認識し易いこと、それらを主目的として組み上げられたデザインあり、闘う現場で有効なデザインなんだと思います。
逆を言えば他の選手からも認識されやすいデザインということにもなりますが、チームメイトとも他の選手とも"つながって"しまうというあたり、Legarsi(つながる)の名に偽りなしという感じでしょうか。もしかしたら宿命の様なものなのかもしれません。
イナーメ信濃山形のアーキテクチャ(設計思想)と言っていいかもしれません。
■イナーメ信濃山形のサイクルジャージの完成系
イナーメ信濃山形には何種類かサイクルジャージのデザインがありますが、個人的に"バランスが良くて美しい"と思っているのがイナーメフェミニン(イナーメ女子部)のデザインです。

小さい画像で見ても、それと認識できるところが素晴らしいです。

ただ、機能オンリーはそれはそれで美しいのですがちょっとだけ寂しいので、フェミニンには背中や肩のところに白い翼なんて付けてあげたいなぁ、と個人的には思ったりしています。
デザインとしては完成していますので、葡萄酒をイメージしたワインレッドや、あえて色を入れずに黒・白・灰色のモノトーンでも綺麗かと思います。黒と白と黄色の
by Hex
■自転車が出てくるミュージックビデオ
JAM Project / 『Jプロツアー』公式ソング - AREA Z~Song for J-Riders~
"自転車ロードレース界、日本最高峰の22チームによって争われる『Jプロツアー』を統括する一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟(JBCF )初のJプロツアーの公式テーマソングとして、アニソンスーパーユニットJAM Projectの「AREA Z~Song for J-Riders~」が決定!JプロツアーとJAM Projectのコラボレーションが完成しました!"
(日本最高峰の22チームの6番目にイナーメ信濃山形が登録されてるんですってよ、奥さん。URLも末番"id=256"だとか。デジタル的に縁起がいいですわよね~。あら、1番目はFIの片山右京さんじゃないの、時代は自転車なんですのね~)
そんな小芝居はどうでも、JAM Projectが、如何に格好良いか、如何に素晴らしいか、語りたいのは山々ですが、今回のポイントはそこではありません。
さて問題です。上記の 『Jプロツアー』公式ソングの中にイナーメ信濃山形の選手は何回出てきたでしょうか?




















答えは26回でした。(もしかしたらもっとあるかもしれません)
公式ソングだからじっくり見ておくか…といいつつ、ボーっと見ていたのですが、(あれ?いまイナーメの選手映ってなかった?)と思い、コマ送りで確認したのですが意外に露出が多くて驚きました。これを見た村の衆もきっと驚くと思います。都で話題になったということが田舎では重要ですので。ありがたやありがたや。
後日、イナーメ信濃山形のサイクルジャージのデザインについて、如何に格好良いか、如何に素晴らしいか、大いに語りたいと思います。
by Hex
JAM Project / 『Jプロツアー』公式ソング - AREA Z~Song for J-Riders~
"自転車ロードレース界、日本最高峰の22チームによって争われる『Jプロツアー』を統括する一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟(JBCF )初のJプロツアーの公式テーマソングとして、アニソンスーパーユニットJAM Projectの「AREA Z~Song for J-Riders~」が決定!JプロツアーとJAM Projectのコラボレーションが完成しました!"
(日本最高峰の22チームの6番目にイナーメ信濃山形が登録されてるんですってよ、奥さん。URLも末番"id=256"だとか。デジタル的に縁起がいいですわよね~。あら、1番目はFIの片山右京さんじゃないの、時代は自転車なんですのね~)
そんな小芝居はどうでも、JAM Projectが、如何に格好良いか、如何に素晴らしいか、語りたいのは山々ですが、今回のポイントはそこではありません。
さて問題です。上記の 『Jプロツアー』公式ソングの中にイナーメ信濃山形の選手は何回出てきたでしょうか?




















答えは26回でした。(もしかしたらもっとあるかもしれません)
公式ソングだからじっくり見ておくか…といいつつ、ボーっと見ていたのですが、(あれ?いまイナーメの選手映ってなかった?)と思い、コマ送りで確認したのですが意外に露出が多くて驚きました。これを見た村の衆もきっと驚くと思います。都で話題になったということが田舎では重要ですので。ありがたやありがたや。
後日、イナーメ信濃山形のサイクルジャージのデザインについて、如何に格好良いか、如何に素晴らしいか、大いに語りたいと思います。
by Hex

【 チームの名称 】 レガルスイ・イナーメ信濃山形 / 信濃山形自転車倶楽部
【 チームの設立 】 西暦2007年7月 (平成19年7月)
【 チーム本拠地 】 長野県東筑摩郡山形村
【 実業団登録名 】 イナーメ信濃山形
【 ローマ字表記 】 Legarsi Igname
【 チームの監督 】 中畑 清
【 チーム名由来 】
Legarsi(レガルスイ)はつながりを、Igname(イナーメ)はフランス語で長芋を意味します。山形村特産の長芋の様に、地域に根差し、自転車を通じてつながっていこうとする意志を表しています。
【 チームの理念 】
"テーマは自転車による地域貢献。方針は自転車の可能性に挑戦すること"
「自転車で地域貢献」「自転車の持つ可能性に挑戦」「自転車のある生活の提案」
【 チームの成り立ちおよび活動内容 】
山形村に在住する中畑清監督が、自転車レースを開催して欲しいという当時の山形村の清沢實視村長の気持ちに応え、2007年7月に筧五郎選手と二人で実業団登録してできたのが「レガルスイ・イナーメ信濃山形/信濃山形自転車倶楽部」です。
現在、中畑監督は選手から監督業の裏方に回り、レースでの選手のサポートはもちろん、合宿やイベントでの技術講習、小中学校での自転車安全講習会の講師等、走り方や安全技術、マナーを普及させる活動を展開しています。
また、毎年9月に山形村の清水高原で行われる学生連盟と共催の「信濃山形清水高原サイクルロードレース」、毎年8月に木曽町の開田高原で行われる「木曽町開田高原クリテリウムレース」のイベント開催にも尽力、選手やサポーターも精力的に参加しています。
チームはフルタイムワーカーや学生を中心としたアマチュアメンバーで構成。各種レースではプロチームを相手に上位に食い込むなど目覚ましい成果を残しています。
by Hex